アイフォー、デジカメのRAWデータを大量に高速検索できるDBソフト発売

 アイフォー(安藤健一社長)は、溢れかえるコンテンツを個人レベルで管理するデータベースソフト「Contents Base(コンテンツベース) for Windows」を11月12日に発売する。価格は3万9900円。

 「コンテンツベース」は同社の造語で、一商品を表すネーミングではなく、今後同様のカテゴリで製品化していくシリーズ名を表している。「コンテンツ」と「データベース」という2つの言葉から、「コンテンツベース」という開発コンセプトに基づいて、あらゆるコンテンツを管理することができるデータベースソフトという最終形を目指している。

 第一弾はデジカメデータに着目し、国内主要メーカーのデジカメRAWデータに対応できるデータベースとして製品化した。

 主な特徴は、(1)20万枚以上の大量のデジカメデータを扱うことができる、(2)1万枚程度の画像データの検索、ソートなら1秒未満で実行、(3)国内主要メーカーのデジカメRAWデータのプレビュー表示に対応し、一元管理が可能――など。

 国内主要カメラメーカーのデジカメRAWデータに対応しているため、キヤノン、ニコン、オリンパスなどメーカーの異なるデジタルカメラのデジカメRAWデータも一元管理を可能にした。

 また、20万枚以上の写真データを取り込み、快適に動作、高速に検索することができる。これまでの代表的な画像管理ソフトは、管理上限枚数が5万枚であるのに対し、「コンテンツベース」では、20万枚以上の画像データをストレスなしに管理できる。

 高速の画像処理で定評のある画像ビューアソフトとの検索速度の比較(同社実施)でも、従来商品を大きく上回る高速検索が可能という。1万枚の画像データを特定条件により検索した場合、他社ソフトでは約5秒に対し、新製品では1秒未満。さらに、5000枚の画像データを日付でソートした場合、他社が約3分かかったのに対して、新製品では1秒未満でソートを完了できるとしている。

 取り込んだデータは「人物」「風景」「物」「ロケ」「スタジオ」といったキーワード付けをして管理できる。自動カレンダー機能によって、キーワード付けすることなく撮影日と画像データが関連付けられ、撮影日による検索なども可能。このほか、ファイル名や修正履歴、ファイルサイズなど、より詳細な情報(条件)による検索も行える。

アイフォー

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