ネットワールドとクオリティは10月7日、共同開発した情報漏えい防止ソリューションDKS社外秘 for MetaFrameの販売を同日開始すると発表した。同ソリューションは、個人情報などを含む重要なアプリケーションを社内LANから切り離して運用し、アプリケーションからの出力ファイルを社内LANでのみ閲覧可能とすることで情報漏えいを防ぐ。価格は95万円から。初年度250社、2億5千万円の販売を見込む。
DKS社外秘 for MetaFrameは、ネットワールドが販売するCitrix MetaFrameと、クオリティが開発/販売するファイルアクセス管理ツールDKS社外秘などを組み合わせたソリューション。ネットワールドによる構築サービスも、ソリューションの一環として提供する。
同ソリューションは、個人情報を扱うアプリケーションなどを社内LANから切り離し、MetaFrame経由でのみアクセス可能な状態にする。アプリケーションからの出力ファイルはMetaFrame内にのみ保存し、保存先フォルダをDKS社外秘で常に監視しておく。保存ファイルはDKS社外秘の認証を受けないと読めないので、仮にファイルが流出しても閲覧はできない。印刷も制限できるので、紙による流出も防げる。
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