NECは10月7日、Itanium 2プロセッサ搭載のメインフレームサーバ「ACOSシリーズi-PX9000」の販売を開始した。OSは、ACOS-4のほか、HP-UX、Windows、Linuxも利用できる。月額レンタル料金は、i-PX9000/Sモデル(全13モデル)が約300万円から、i-PX9000/Aモデル(全14モデル)が約1300万円から。12月20日に出荷を開始する予定。今後3年間で500台の販売を見込む。
i-PX9000は、汎用プロセッサ上でアプリケーション/周辺機器などの互換性や高信頼性を確保できるACOSプラットフォームテクノロジを採用。現行ACOSシリーズとの互換性をバイナリレベルで保証するとともに、新しい高速周辺機器と従来の周辺機器の両方を使用できる。障害発生時に命令リトライや正常なほかのプロセッサへの引き継ぎを行うRAS機能を継承しており、障害時も継続運用が可能である。
ACOS-4/VXに加え、HP-UX 11i v2、Windows Server 2003、Red Hat Enterprise Linuxも動作する。各OSを完全に独立して動かせるマルチOS対応なので、「運用/資産を効率化できる」(同社)。
そのほかの主な仕様は以下の通り。
【i-PX9000/Sモデル】
【i-PX9000/Aモデル】
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