サイボウズは9月17日、ウェブ対応ナレッジツールの新版「サイボウズ デヂエVer.5」(開発コード名はAthens)の販売を10月に開始すると発表した。サーバの価格は運用するライブラリ数で異なり、年間10万円(税別)から。クライアントライセンスは無料。
サイボウズ デヂエは、企業内にある共有したい情報をウェブで一元化し、簡単にデータを登録、検索、集計、管理できるナレッジツール。技術やプログラミングの知識を持たないユーザーも、簡単な操作でウェブ対応ナレッジベースを作成できるという。
新版は、蓄積された情報を月単位の時間軸で閲覧できるカレンダー形式ビューを新たに採用。表示するセルやフォントの色と書式を条件に応じて変えられる機能も追加し、「情報を見やすくした」(同社)。
受信したメールをレコードとして登録できる新機能により、携帯電話などから送信された報告やメモ、画像などを簡単にデータベース化できるので、情報を蓄積しやすくなったという。情報漏えい対策としては、ライブラリ操作のログを保存する機能を新規追加。さらに、メール通知の条件を細かくする機能強化も施した。
対応OSは、現行バージョン(Ver.4)と同じくWindows、Linux、FreeBSD、Solaris。サーバの年間ライセンス価格(税別)は以下の通り。
なお、Ver.4からVer.5へのバージョンアップは、年間ライセンス有効期限内ならば無料で行える。
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