日立電線は9月15日、「Apresia」の国内販売においてネットワンシステムズと業務提携を行ったと発表した。
「Apresia」は、同社が開発したイーサネットスイッチ。広域イーサネット網でのエッジスイッチとして幅広く利用されている通信キャリア向けの「Apresia 6000/8000シリーズ」のほか、不正アクセスを防止する接続制御やPC検疫LANシステム構築用の認証スイッチや広域イーサネットサービスのユーザー側スイッチなどで需要が多いエンタープライズ向けの「Apresia 2000/3000シリーズ」などがある。
従来は日立電線が保守やメンテナンスまでを一貫して行っていたが、他社製スイッチで構成されたネットワークに対する相互接続性の向上、納入前の検証など品質保証体制の強化といった目的から、今回の業務提携に至ったものである。
同社ではパートナーの拡大による拡販を含め、今年度におけるApresiaの売上目標を80億円に設定している。
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