IBMは米国時間3日、SAN(Storage Area Network)の構築を検討する中規模企業向けに低価格ストレージサーバをリリースする予定であることを発表した。
今回発表されたのは、iSCSIプロトコルをベースとした「DS300」サーバ。同サーバは既存のGigabitイーサネットネットワークを利用するiSCSIプロトコルに対応しているため、ユーザーは、従来のFibre ChannelベースでSANを構築する場合と比べて費用を抑えられる。
同サーバには、Ultra320 iSCSIドライブやバッテリバックアップキャッシュ、電源が搭載されている。IBMによると、同システムの価格は2995ドルから。
ストレージ用のハードウェアやソフトウェアを販売する企業各社はこれまで、自社製品の価格が中小企業にとって手頃なものになるように、iSCSI標準を採用するなどしてコストの削減に力を入れてきた。この背景を考慮すると、IBMの今回の発表は重要な意味をもつ。
IBMはさらに、容量2Gバイトで高さ5.25インチ(約13センチ)のFibre Channel対応ストレージシステム「DS400」も発表した。IBMによると、同サーバの価格は5254ドルからになるという。
両サーバともRAID管理ツールによる管理が可能で、WindowsとLinuxの両OSに対応するとIBMは述べる。両製品とも同社のTotalStorageスイートに組み込まれ、第4四半期に発売される。
さらにIBMは同日、ミッドレンジ向けストレージ製品ラインの名称を「FAStT Storage Servers」から「DS4000 Midrange Disk Systems」に変更すると述べたほか、同製品ライン向けの新しいソフトウェアを発表した。この「DS4000 Storage Manager V9.1」ソフトウェアは、リアルタイムにデータを複製し、情報を保護できる設計になっている。同ソフトウェアを使えば、顧客は同期/非同期の両モードでデータをミラーリングすることが可能。また、既存顧客は同ソフトをウェブサイトから無料でダウンロードできる。
さらにIBMは、「Shark」と呼ばれることもあるハイエンド向け製品ラインEnterprise Storage Serverが、「IBM TotalStorage Disk Systems Family」という製品シリーズに組み込まれたことも明らかにした。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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