マサチューセッツ州ケンブリッジ発--IBMは、今月中にSerial ATAインターフェース対応のハードディスクを搭載した低価格のストレージシステムを発表し、同社のストレージ製品の品揃えを強化する。
同社は米国時間25日に、TotalStorage FastT100 Storage Serverを発売する。FastT100は、Serial ATAインターフェースに対応した大容量で低価格のハードディスクを搭載し、他のFastシリーズ製品よりも安く販売される。IBMの幹部によれば、搭載されるハードディスクの容量は最大250Gバイトになるという。
この新しいシステムは、同時に発表となる数種類のテープバックアップシステムとともに、IBMのストレージグループが提供する品揃えの隙間を埋めることになる。
IBM幹部は、以前Lotusの本社が置かれていたマサチューセッツ州ケンブリッジのオフィスで、報道関係者に対して同社のストレージ製品に関する事業方針の概略を説明し、災害時の被害を最小限に抑えたり、政府の規制に対応しやすくしたりするために、顧客のデータ管理を支援していく必要があることを強調した。
同社は顧客に対し、ストレージに関する3つの基本戦略を唱えてきた。この戦略には、ブレードサーバやストレージエリアネットワーク(SAN)、データ管理ソフトウェアなどの製品を活用し、企業のコンピュータやストレージ、ネットワークインフラをシンプルにするというものも含まれている。
FastT100の価格はまだ検討中だが、最低価格は1万5000ドル程度になると見られている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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