コロラド州アスペン発--Hewlett-Packard(HP)は来週にも、コピー防止機能を内蔵した大画面テレビやデジタルストレージ・コンソールを含む、一連のホームエンターテインメント製品の発表を計画している。
HPの最高戦略/技術責任者Shane Robisonは、当地で開催されたカンファレンスに出席し、今後約10日以内に発表されるこれらの製品には、ある種のDRM技術を利用した不正コピー防止機能が搭載されると語った。ただし、DRMに関する具体的な事柄には触れなかった。
Robinsonはまた、詳細は明らかにできないとした上で、これらの製品にはPCや無線リンク、メディアハブと接続する「非常に優れた」インターフェイスが含まれると語った。同氏は22日晩にProgress & Freedom Foundationという団体が主催したカンファレンスで、このコメントを行った。
HPのこのニュースは、同社コンシューマ製品のラインナップに関する次の展開を示すものといえそうだ。同社は昨年8月に行った「Big Bang 2」というイベントで、あわせて158種の新製品を発表、同時にコンピュータやプリンタ、デジタルカメラやその他の機器を簡単に連動させるようにする方法を開発すると明らかにしていた。また同社は、テレビ分野へ参入する計画を昨年後半から示唆していた。
HPは9月に、プリンタやカメラなど従来から扱う消費者向け製品に加え、自社ブランドのiPodもリリースすると見られている。同製品はAppleが7月に発表した第4世代のiPodをベースにしたものとなる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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