サンディスクCEO:「フラッシュメモリ業界の将来は明るい」

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 カリフォルニア州ハーフ・ムーン・ベイ発--家電製品やワイヤレス機器が進化しているおかげで、フラッシュメモリ業界の将来は明るいと、SanDisk最高経営責任者(CEO)が米国時間2日に語った。

 当地で開催中の投資家向け会議の席上で、フラッシュメモリ製品メーカーSanDiskを率いるEli Harariは、NAND型フラッシュメモリについて、ビデオ録画機能やデジタル音楽再生機能付きの携帯電話や、学生向け教材を保存するポータブルストレージデバイスのような製品に搭載できる態勢が整ったと語った。

 ストレージ機能を備えたデバイスに対する需要を拡大させる引き金になるのは、NANDの価格低下だとHarariは述べる。NANDとはデータの保存を主な目的として開発された半導体の一種。同氏は1Gバイトのフラッシュメモリの価格について、現在の約200ドルから、2007年には30ドル以下まで下がると予測した。1Gバイトは、圧縮形式の動画1時間分を保存するのに十分な容量である。

 「基本的にNANDはこうしたモバイルアプリケーションの燃料のようなものだ」(Harari)

 電話や他のデバイスにとって「燃料」のような存在、という観点からすると、フラッシュメモリには、競合する技術が他にもある。現在、いくつかの技術が研究段階にあるが、その一例としてMagnetic Random Access Memory(MRAM)が挙げられる。フラッシュメモリのように、MRAMは搭載されているコンピュータの電源がオフになったとしても、データを維持し続けることができる。また、すばやいデータの取り出しが可能であり、理論的には永遠にデータを保持し続けられる。

 ハードディスクドライブもライバルだ。ドライブメーカー各社は、デジタル家電分野といった新興成長市場に目を付けており、現にApple ComputerのiPodやiPod Mini音楽プレイヤーで大ヒットを飛ばしている。ハードディスクの大きな利点は、フラッシュメモリに比べ、価格が安いことだ。例えば、15Gバイト分の楽曲を保存できるハードディスクを搭載したDellの音楽プレイヤーは、わずか199ドルで販売されている。

 しかし、同会議を主催したRBC Capital MarketsのアナリストSatya Chillaraはハードディスクには欠点もあると述べる。ハードディスクは、フラッシュメモリと比べて、消費電力が高くて重い。その上、搭載されたデバイスが手荒く扱われることが多いため、壊れやすいと、同氏は指摘した。「信頼性は大きな問題だ」と、Chillaraはいう。

 フラッシュメモリに対応したデジタル音楽プレイヤーは、すでに市場に出回っている。Harariは、携帯電話端末の帯域幅が大きくなりつつあり、楽曲をより高速にダウンロードできるようになってきたことから、将来的には携帯電話が音楽プレイヤーの役割を兼ね備えるようになるだろうと予測する。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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