スラッシュドット運営の米VAソフトウェア、「オタク向け」のイメージ払拭に注力

Stephen Shankland(CNET News.com)2004年07月30日 20時27分
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 IT企業の幹部らは、もう誰かに見られていないか気にしながらハイテクマニア向けニュースサイト「Slashdot」を閲覧する必要はない。

 これまでSlashdotをはじめとする複数のウェブサイトを運営する米VA SoftwareのOpen Source Developer Network(OSDN)部門が29日(米国時間)、名称をOpen Source Technology Group(OSTG)に変更したと発表した。OSTGのゼネラルマネージャーPatrick Ferrellによると、同部門は運営サイトがコンピュータマニアだけでなく一般のIT技術者にも読まれていることを広告主に知ってもらう取り組みを進めており、今回の改名もその一環だという。

 この日Ferrellは、「今やオープンソースは、IT市場においてかなり重要なトレンドとなっている。(オープンソースは)もはや開発者コミュニティだけのためのものではない」と述べ、さらにOSTGは利益が出ていると付け加えた。

 OSTGは改革の一環として、新たな読者層の開拓に乗り出す。運営サイトのマーケティングを担当するバイスプレジデントのValerie Williamsonは、「トラフィックを拡大するため、積極的にサービスを展開していく」と述べた。

 OSTGが運営するニュース・情報サイトは、オープンソースに関するものが多い。主な例としてはSlashdot、NewsForge、Linux.com、Freshmeat、IT Manager's Journalなどが挙げられる。また同社は、オープンソースプログラミングの共同プロジェクトを数多く主催するSourceForgeという名のサイトも運営している。SourceForgeの開発に使用されたコードは、VA Softwareの事業の中核をなす共同プログラミングソフトの基礎となっている。

 SourceForgeが主催するプロジェクトのうちの2つはMicrosoftが手掛けているものだ。同社はプロプライエタリソフトの大手メーカーでありながら、オープンソースソフトの実験を開始した。Williamson によると、Microsoftの2つの製品のダウンロード回数はいずれも10万回を超えており、どちらも同サイト主催のプロジェクトの人気ランキングで上位10位以内に入っているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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