トレンドマイクロが7月29日に発表した2004年6月中間期の連結業績は、売上高が前年同期比27.6%増の284億円、営業利益は同95.9%増だった。
同社は、昨年から今年にかけてインターネットに接続しているだけで感染するタイプのウイルス対策用「Network VirusWall」による売上が増加した。また、日本国内でも個人向け「ウイルスバスター」シリーズの売上が大きく伸びたことが利益倍増・売上増に貢献したという。
その結果、日本の当中間期の売上高も121億円(前期比27%増)と好調な結果を生んだ。北米では同53億円(同20%増)、欧州でも同74億円(同35%)、アジア・パシフィックおよび南米なども含め、すべての地域で売上の拡大が達成できた。
中間決算発表に先立ち7月26日に第2四半期売上高を9.9%増の148億円、営業利益を39.2%増の63億円と業績の上方修正した。第3四半期の(7月1日から9月30日)見通しは、連結売上高で同水準の150億円、営業利益は55億円としている。
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