米Curlの国内代理店であるカール・アジアパシフィックは7月26日、ウェブシステム向けリッチクライアント言語CurlのLinux版(日本語版)と、統合開発環境(IDE)であるSurge Lab IDE V3.0.4の提供を8月2日に開始すると発表した。
Curlはウェブシステム開発用のプログラミング言語。HTML、JavaScript、Graphic tool、Java、C++などの機能を統合しており、クライアント側で処理の多くを実行するリッチクライアントを実現できる。今回新たに、Windowsに加えLinux(Red Hat9、SuSE 8.2)でも動作可能となった。これにより、「Curlで記述されたアプリケーションは、全く修正することなくWindowsとLinuxの両環境で動作する」(カール・アジアパシフィック)。
Surge Lab IDEは、Curlアプレットを開発するためのIDE。旧版に対し、デバッグ機能と多言語機能が強化されたという。価格は、Windows版/Linux版とも開発者1人当たり5万9800円。
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