米Curlの国内代理店であるカール・アジアパシフィックは3月3日、ウェブシステム開発言語の新版Curl Ver3.0(日本語版)を3月15日に発売すると発表した。
Curlはウェブシステム開発用のプログラミング言語。HTML、JavaScript、Graphic tool、Java、C++などの機能を統合している。クライアント側で処理の多くを実行するリッチクライアントを実現でき、「従来のようなサーバ中心型ではなく、サーバとクライアントが分散協調する新たなウェブアプリケーションの構築が可能」(カール)。
新版のVer3.0(日本語版)では、日本語入力など日本語制御機能を強化した。表形式の入出力部品群も標準機能として装備したので、業務システム構築時に大きな強みを発揮するという。
さらに、オフライン動作が可能なウェブシステムを実現するOCC機能、データアクセスを簡素化する新機能なども採用した。
Curlの価格は、開発環境のCurlIDEが5万9800円、サーバライセンスが20ユーザーで30万円から。クライアント側に導入するランタイムエンジンは無料でダウンロード提供する。Curl 2.0.xユーザーは新版に無償アップグレードできるほか、追加購入時には3万円の特別割引価格が適用される。
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