Dell CEOにK・ロリンズが正式就任--株主総会にて

John G. Spooner(CNET News.com)2004年07月20日 20時34分
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 Dellは、米国時間16日に開かれた株主総会の席で次の最高経営責任者(CEO)を指名した。そして、次期CEOを指名するや否や、お気に入りのテーマ「巨額の売上」に議題を移した。

 米国時間16日朝にテキサス州オースティンで株主総会を開催したDellは、かねてからの予定通り、社長兼最高執行責任者(COO)のKevin Rollinsを社長兼CEOへ昇格させた。しかし、総会では、Rollinsが果たすべき新しい役割に関する議論もそこそこに、同社の財政状況や拡大中の市場シェアに議題が移った。

 Rollinsは、CEO昇格後の初仕事として、2002年4月に打ち出した年間売上600億ドルという目標の達成に向け、Dellが現在どのような取り組みを行っているかを総会の場を借りて株主に概説した。

 Rollinsの説明によると、同社では、会計年度2004年には15%の成長を遂げて400億ドルの売上を達成するものと予測していたが、結果は売上高414億ドルで、17%の成長を遂げたことになるという。また、同氏は、これで目標の600億ドルに一歩近づいたと付け加えた。

 Thomson First Callが20人以上の証券アナリストを対象に行った調査では、Dellは現行の会計年度で494億ドルの売上を達成し、2005年初頭から始まる会計年度2006年には567億ドルの売上を達成すると予測されている。

 数は少ないが、2006年初頭に始まる会計年度2007年には、売上640億ドルを達成すると予測するアナリストもいる。これは4年間で売上が倍増することを意味する。

 Dellの売上とシェア拡大を支え、今後も支えていくのはPCの出荷量だ。以前、Dellは、PC市場におけるシェアを1ポイント獲得するためには、売上高を年間20億ドル増やす必要があると述べている。

 調査企業IDCが15日に発表したデータによれば、Dellの第2四半期のシェアは前年同期の17.2%から18.3%に拡大したという。IDCの数字は、全世界で販売されるデスクトップとノートPC、大部分のサーバを含む。

 Dellが目標の600億ドルを達成するには、シェアを30%近くまで引き上げる必要があると、同社の複数の幹部は述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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