SAPジャパンは、コンテンツパートナーとしてシュビキ、ライトワークスの2社と協業し、Eラーニングを中心としたトータル教育管理ソリューションの提供を開始すると発表した。
SAPジャパンの「SAP Learning Solution」は、Eラーニングを中心に集合研修などもサポートした学習管理ソリューション。人事システムと統合されており、人事情報に基づいた従業員の能力開発管理を可能にするというもの。Eラーニングの交際標準規格「SCORM」に対応し、コンテンツの作成からトレーニングコース、スキルや能力の管理を行い、教育効果の分析に基づくコンテンツ改善なども含めて、教育に関連する業務の効率化を実現する。
協業する2社は、Eラーニングのコンテンツを担当する。シュビキは就職内定者から中堅クラスまでを対象にした、営業/財務/法務/労務/ISOなどの幅広いスキルアップを目指すコンテンツとともに、製造/金融/流通/ITSS対応といった業界特化型コンテンツの提供も行う。ライトワークスはビジネススキル習得を目的として、MBAコースおよびITSS対応の営業系プログラムなどのコンテンツを提供する。両者ともにEラーニングコンテンツの提供には実績があり、SAPとの協業によって多様な業種および職能に対応した教育コンテンツが利用できるようになる。
SAPジャパンは今年6月に開催した「SAPPHIRE '04」において同ソリューションを紹介しており、今後3年間で100社への導入を目標としている。
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