Ciscoは7月1日(米国時間)、同社の新Carrier Router System(CRS-1)が、史上最大の容量を持つインターネットルータとしてギネス世界記録に認定されたと発表した。CRS-1は、ギネス世界記録に認定された初のネットワーク技術となる。
5月に発表されたCRS-1は、インターネット・バックボーンでトラフィックの送受信を行うルータだ。同社はこの技術の開発に4年に渡る歳月と5億ドルもの資金をかけ、この製品のために新たなオペレーティングシステム(OS)まで開発した。このルータは1秒間に92テラビット(92兆ビット)のルーティングスループットを実現することができる、とCiscoは主張している。これだけの容量があれば、米国議会図書館の所蔵図書全てを4.6秒でダウンロードできる計算だ。同じ量のデータをダイヤルアップモデムでダウンロードしようとすると、約82年かかる。
「このルータの容量は実に膨大なので、われわれはこのルータのエントリを喜んでいる」とギネス世界記録の科学技術エディターDavid Hawksettは述べている。「私はちょうど自宅にワイヤレスネットワークをインストールしたばかりで、54Mbpsのスループットに非常に満足しているが、92tbpsは途方もない数字だ」
Hawksettによると、ギネスには毎年、約10万件の世界記録申請が寄せられるが、実際に認定されるのはそのうちごくわずかな割合だけだという。Hawksettは、自らを含め、実際にCiscoのルータをテストした人間はギネスにはいないと認めており、主張の確認を専門家に依頼していると述べた。
Ciscoは既に、別件でギネスブック記録に登録されている。ギネスは2000年4月11日に、Microsoftを凌ぎ、世界中で最も時価総額の高いコンピューティング会社として認定された。ギネスブックによると、その日のCiscoの時価総額は5034億ドルだった。
ギネスは抜きんでた行いの記録を取ることで有名だが、もっと真面目な技術革新でも記録をつけている。たとえば同社は、Internet2のLand Speed Recordの優勝者リストを綿密に記録している。また同社は、東芝が、世界最小となる直径わずか0.85インチ(約2.2cm)のコンピュータ用ハードディスクを開発したと認定した。2003年3月にはTexas Instrumentsが、クロックスピード720MHzという世界最速のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)TMS320C6416を開発したと認定されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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