欧州の携帯電話大手であるVodafoneは、次世代のダウンロードサービスに、Sun MicrosystemsのJavaソフトウェアを採用する。両社による発表は、米国時間28日にサンフランシスコで開かれる開発者向けのJavaOneカンファレンスで行われると見られている。
またSunは同日、NokiaのSNAPモバイル製品との連携を強化し、ゲーム開発者らが同社のワイヤレス用ツールキットを利用して、「技術的な障害やネットワーク接続に関する問題」を克服できるようにすることも発表すると、Sunのチーフゲーミンングオフィサー(chief gaming officer)のChris Mellisinosは述べた。同氏によると、これらの障害や問題が災いして、ワイヤレス端末を使ったマルチプレイヤーゲームの売上が伸び悩んでいるという。
SunとNokiaのコラボレーションによって、携帯通信各社はこれまでより簡単かつ低コストでマルチプレイヤーゲームを追加できるようになると、Sunの幹部らは考えている。この目的達成に向け、SNAPはSunのJava 2 Platform Micro EditionやWireless Toolkit、Sun Java System Content Delivery Server、Java Enterprise Systemに統合され、携帯通信各社はSunのSolaris上で、これらのシステムを稼働することになる。これに関して、Sega Mobileがこのプラットフォーム向けに開発された初めてのゲームをデモすることになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス