5月10日から今日まで8週間に渡ってサーチエンジンを特集してきた。特集の開始前にはGoogleのIPOの発表があり、連載の間にはYahoo! JAPANのサーチエンジン切り換えなど数々のビッグニュースが飛び出し、特集自体も多くの方に読んでいただいた。
また、トラックバックという機能を利用して、多くの方々から記事に対するコメントをフィードバックしていただいた。特集に対するトラックバックの総数は6月25日現在で59にものぼる。
8週間の特集の中では編集部として重要だと考えるテーマを取り上げてきたが、必ずしも全ての論点を網羅できたわけではない。特集の取材を完了した後も、新しい動きが次々に出ている。年内にはMSNが独自に開発するサーチエンジンの投入も明らかにされているし、マイクロソフトの次期OS「Longhorn」ではOSレベルで検索などのインターネット機能を強化すると言われている。
最終回となる今回はいただいたトラックバックの内容をみながら、特集を振り返って行きたい。
5月10日 第1回
検索市場の変化と各社の戦略
初回の記事では検索市場のこれまでの変化を米国と日本の両方についてまとめた。CNET Japan で検索サービス特集 : NDO::Weblogでは、
と、今まであまり振り返られることのなかった国内の検索動向をまとめた点を評価していただいた。今回の特集では独自の検索エンジン開発を止めてしまったgooなど国内勢にも取材をしたかったが回数の都合で見送ってしまった。機会があれば、国内の検索エンジンについてももう少し掘り下げてみたい。
また、Aga-Ye!! : Kasedac: CNET Japanの特集:検索エンジンの過去・現在・未来では
と、米国と比べてYahooが強いという日本市場の独自性を指摘していただいた。この点については第2回で更に掘り下げた。
また、[eN] 検索市場の変化と各社の戦略では、
と、Google、YahooにMicrosoftを加えた3強の戦いがソフトウェア/インターネット産業全体にとって非常に重要になるという意見をいただいた。
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