トレンドマイクロは6月7日、Microsoft Windows Server 2003対応ゲートウェイセキュリティ製品「InterScan VirusWall エンタープライズエディション」の新版について、6月16日に販売を開始すると発表した。価格は16万3000円(25アカウント、税別)。ボリュームディスカウントも用意する。
同製品は、電子メールおよびウェブ向けのウイルス対策とコンテンツフィルタリング機能を統合したソフトウェア。メッセージングセキュリティ製品InterScan Messaging Security Suite、ウェブアクセスセキュリティ製品InterScan Web Security Suiteと、動作を管理するTrend Micro Control Managerで構成されている。
対応OSは、Solaris、Linux、Windows。新バージョンのInterScan Messaging Security Suite 5.18がMicrosoft Windows Server 2003に対応したことで、同OSでの利用が可能となった。ただし、Trend Micro Control ManagerはWindows上のみで利用可能。
同社は体験版をウェブサイトで公開している(InterScan VirusWall エンタープライズエディション、InterScan Messaging Security Suite)
また、同社は同日、旧製品InterScan VirusWallのユーザーを対象に行った利用状況調査の結果も明らかにした。それによると、ほとんどの企業(94%)がSMTP向けウイルス対策を利用しており、「電子メール型ウイルスへの対策が常識的なセキュリティ対策になっている」(同社)という。HTTPのウイルスに関しても多くの企業(64%)がすでに対策を行っていた。
利用したい技術・機能について質問したところ、「SMTPのウイルス対策」(83%)という回答が最も高く、「スパム対策機能」(71%)、「HTTPのウイルス対策機能」(68%)と続いた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果