ネプロジャパンと同社の100%子会社であるネプロアイティは6月4日、携帯電話機ユーザーを対象としたセキュリティ意識調査の結果を発表した。調査は携帯電話サイトで2004年4月に行われ、4662人から有効な回答を得られた。この調査によると、セキュリティが「常に気になる」(25%)と「たまに気になる」(59%)ユーザーが多く、「程度の差こそあれ、誰しも頭の片隅には『危ないかもしれない』という意識を持っている」(両社)という。
携帯電話機を使った料金支払いサービスについて気になるトラブルを質問したところ、「覚えのない料金請求」(90%)を心配するユーザーが最も多く、「個人情報の漏えい」(84%)、「決済情報の漏えい」(76%)、「端末の紛失」(59%)という順番になった。ウイルスを気にするユーザーは39%にとどまり、「現在のところ携帯電話機上で動作するタイプが発見されていないためか、多くの人はまだ注意を払っていないようだ」(両社)。
料金支払いサービスについて、端末メーカーやキャリアに求める対策を質問したところ、「紛失/損害の保険」(85%)と「紛失時の金融機関等への一括通知」(83%)がともに高かった。以下「紛失した携帯端末の場所を教えてくれるサービス」(68%)、「使いやすい端末ロック機能」(49%)、「ウイルス対策」(45%)、「端末を自分で遠隔操作できるサービス」(38%)と続いた。
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