ルネサス テクノロジとユビキタスは、ホームネットワーク向けソリューションの開発/販売活動について協力することで合意し、製品化、マーケティング、技術研修、サポートにわたる包括的な提携関係を結んだ。両社が5月26日に明らかにしたもの。この提携により、ユビキタスは組み込み用基本ソフトウェアとネットワークミドルウェアの開発を、ルネサスはプラットフォームとLSIを含むハードウェアの開発を進める。
提携の第一弾として、ユビキタスのTCP/IP用およびUPnP用ミドルウェアを、ルネサスのマイコンH8Sファミリ、SH-2シリーズ、M16Cファミリに搭載し、白物家電制御系ネットワーク向けに提供する。AV家電系ネットワーク向けには、ユビキタスのTCP/IP用およびUPnP AVミドルウェアを、SH3-DSP/SH-4シリーズに搭載する。これらの製品は、ルネサスが家電/AV/住宅機器などのメーカーに販売していく予定。
両社は2004年7月7日〜9日に開催される組み込みシステム開発技術展(ESEC)で、ソフトウェア開発キット(SDK)を公開する。また、現在は国内のみで提供しているサポートも、2004年10月までには海外にも広げるとしている。
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