Googleは米国時間21日、27億ドルの資金調達を目指す新規株式公開(IPO)の申請書類を修正して再提出し、新たにアンダーライター(引受会社)を務めることになった金融機関29社を公開した。
米証券取引委員会(SEC)に提出した申請書類によると、Googleは、これまで公表していたリード・アンダーライター(引受主幹事)のMorgan StanleyおよびCredit Suisse First Bostonに加え、Goldman Sachs、J.P.Morgan Chase、Lehman Brothers、Thomas Weisel Partners、WR Hambrecht、Deutsche Bankなどもアンダーライターを務めることになったという。
Googleは4月29日、SECにIPOの申請を行っており、今年中に株式を発行して約27億ドルの資金を調達する計画だ。これは、技術関連企業としてはインターネットの普及以来、最大規模の調達額となる。
同社では、小規模投資家にも平等な機会を与える狙いから、オークション形式でIPOを実施する計画。通常は機関投資家が取り仕切って株価を設定し、それぞれが好きなところに株式を配分する。GoogleのIPOでは、投資家が自分の支払える金額で入札を行い、最も高い金額を提示した者が落札する。
株式の公開日はまだ決まっていないが、今年中には行われるとの予想だ。Googleの株式購入を希望する場合は、いずれかの引受会社で口座を開設する必要がある。
今回新たにアンダーライターを引き受けることになった会社には、Allen & Co.やCitigroup、UBS、Piper Jaffray、Lazard、Merrill Lynch、Ameritrade、M.R. Beal、William Blair & Co.、Blaylock & Partners、Cazenove、E*Trade Financial、Epoch Partners、Fidelity Capital Markets、Wells Fargo Securitiesが含まれる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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