村田機械とNECは、無線ICタグ(RFID)を活用する次世代ロジスティックスソリューションの共同研究を始めることで基本的に合意した。両社が5月6日に明らかにしたもの。「RFIDを活用して物流システムとIT/ネットワークシステム、現場端末などを有機的に連携させ、物流機器業界に先駆けて具体的な次世代物流ソリューションを提案する」(両社)
この合意により、村田機械が持つ自動倉庫などロジスティックスシステムに関するノウハウと、NECが持つSupply Chain Event Management(SCEM)やEnterprise Resource Planning(ERP)などに関するノウハウを組み合わせ、サプライチェーンマネジメントを強化するRFIDによるビジネスモデルを提案する。
具体的には、倉庫や配送現場、店舗における検品作業や会計処理の効率化、受発注/出荷/在庫情報管理といった企業内ロジスティクス業務でのリアルタイム活用など、RFIDを利用した実用性の高い次世代ロジスティックスソリューションの開発を目指す。
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