NECフィールディング(富田克一社長)が4月28日発表した04年3月期連結決算は、売上高2506億円(前期比4.4%増)、営業利益161億円(同6.5%増)、経常利益161億円(同7.0%増)、最終利益124億円(同53.3%増)と、上場前を含めて9期連続の増収増益となった。
ハードウェア保守などの売り上げ減少があったものの、情報機器更新需要と導入サービス、運用支援サービスの増加が増収に寄与。原価低減活動の効果や売上増が増益に寄与した。
今期の業績予想は、売上高2620億円(前期比4.5%)、営業利益169億円(同4.7%増)、経常利益169億円(同4.5%増)、最終利益については、前期に厚生年金基金代行部分返上益85億円を特別利益として計上したため、前期比19.9%増の100億円を見込む。
なお、5月20日に普通株式1株を2株に分割することにしており。年間配当30円は今期も維持するが、実質的には2倍配当になる。
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