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大企業、週一で被害に--セキュリティ問題に関する英調査

Graeme Wearden(CNET News.com)2004年04月28日 17時52分
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 英国政府がITセキュリティに関して行った今年の公式調査によると、ハッキング攻撃やウイルス、ネットワーク侵入の被害にあった英国企業の数が過去最高となり、大手企業ではほぼ週に1度のペースでこうした攻撃の被害にあっているという。

 27日(現地時間)に発表された英通商産業省の「2004年情報セキュリティ侵害調査」によると、昨年ネットワーク攻撃の被害にあった英国企業は全体の3分の2に上ったという。

 深刻なセキュリティ侵害によって生じた被害の平均額は1万ポンド(1万8000ドル)で、2002年の3万ポンド(5万4000ドル)からは減少しているものの、悪質なインシデントの発生件数は増加傾向にあり、ITセキュリティ侵害にかかるコストの総額はほぼ変わっていない。

 この調査結果からは、多くの大手企業がITセキュリティ対策の不備がもとで、数百万ポンドを喪失していることが分かる。大手企業への深刻な侵害行為にかかる平均被害額は12万ポンド(21万5000ドル)で、これらの大手企業はひと月あたりおよそ4回の被害を受けている。これに対し、企業全体の平均的な被害回数は月1回である。

 今年の報告を公表するにあたり、電子商取引担当相Stephen Timmsは、英国はITセキュリティについて、重大な時期に差し掛かっていると述べた。

 「今までは、セキュリティ問題を他人事と考えることができたが、そのような幻想はついに過去のものとなった」(Timms)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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