米オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL:OpenSource Development Lab)は4月23日、AMDがOSDLに参加し、OSDLのデータセンターLinux(DCL)およびキャリアグレードLinux(CGL)ワーキンググループに加わる予定だと発表した。
OSDLは、Linuxの成長とエンタープライズでのLinux採用の促進を目的に2000年に設立されたNPO。Linux開発者であるLinus Torvalds氏も所属している。IT関連のグローバル企業にサポートされ、米国と日本にある最先端のコンピューティングおよびテスト環境を世界中の開発者に提供している。
今回のAMDの参加は、同社が本格的にLinux市場に乗り出すことを示唆している。
AMDのマイクロプロセッサ ビジネス部門の副社長であるMarty Seyer氏は、「当社とOSDLは、スケーラブルで信頼性の高い、経済的なエンタープライズ向けLinuxベースのソリューションの開発を加速するという共通の目標をもっている。当社は、OSDLのワーキンググループへの参加を通じて、多くのマイクロプロセッサ・プラットフォームに関する専門知識を生かし、戦略的なOSとしてのLinuxの発展に貢献できる」と述べている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」