ボーランドは4月20日、CORBA技術を基盤としたアプリケーションサーバ「Borland Enterprise Server 6」日本語版と、分散アプリケーションの運用管理ソリューション「Borland Deployment Op-Center」日本語版を発売すると発表した。両製品は、同社ウェブサイトからダウンロードでき、Borland Enterprise Server 6のJ2EE開発環境は無償で使用できる。CORBAでの開発やBorland Enterprise Server 6の運用、Borland Deployment Op-Centerの運用には別途ライセンスの購入が必要となる。
Enterprise Server 6は、J2EE、CORBA、Webサービスに対応したアプリケーションサーバ。CORBA技術「Borland VisiBroker」をベースとした完全分散アーキテクチャを採用している。また、同社が提供するアプリケーションライフサイクルマネジメント(ALM)ソリューションの運用プラットフォームとして、設計、開発、テスト、配布の各フェーズを連携させ、開発から運用開始までの期間を大幅に短縮することが可能だ。
Enterprise Server 6には、Webサービスアプリケーション構築向けの「Web Edition」、EJBによるJ2EEアプリケーション構築向けの「AppServer Edition」、EJBを含むJ2EEアプリケーションを小規模システムに適用する「Team Edition」、CORBAによる分散アプリケーション構築向けの「VisiBroker Edition」がラインナップされている。
Deployment Op-Centerは、Enterprise Server 6に搭載された分散アプリケーションの運用管理を効率化するソリューション。複数のサーバやアーキテクチャ、テクノロジーが混在する環境で、アプリケーションコンポーネントの構成や依存関係をビジュアル化し、一元管理できる。
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