総務省は4月14日、会員の個人情報を流出させたソフトバンクBBに再発防止を求めるとともに、引き続き流出原因の究明に努めるよう行政指導した。さらに、総務省は、電気通信事業者協会、テレコムサービス協会、日本インターネットプロバイダー協会の3団体に対しても、「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン」(ガイドライン)に従って個人情報管理を行い、防止策を徹底するよう要請した。
ソフトバンクBBで発生した個人情報流出に対し、総務省は同社に概要/経緯、従来の個人情報管理体制、再発防止策、利用者対応策などを報告するよう求めていた。同社が4月12日に提出した報告書から、総務省は個人情報データの持ち出し手段の制限措置が不十分であったと見なし、ガイドラインの適正管理規定に違反と判断。同社を指導し、2004年5月末までに再発防止策などを改めて報告することも求めた。
3団体に対しては、内部からの情報持ち出しを防止する対策として、以下の項目について適切な措置を講ずるよう要請している。
【個人情報データベースのアクセス管理強化】
【個人情報データの持ち出し手段の制限強化】
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