Hewlett-Packardは、4月22日が「地球の日」にあたるのにちなんで、4月にコンピュータ機器のリサイクル促進キャンペーンを行う。
HPは、自社のeコマースウェブサイトでの新製品購入に対して、付与するポイントを倍増する。4月1日から4月30日までの期間中、同社のオンラインリサイクルサービスを利用する米国消費者は、最大で100ドル相当のポイントを受け取ることができる。
地球の日は、リサイクルや省エネルギーなど、環境保全に役立つ活動を奨励する祝日だ。
HPの企業・社会・環境責任担当バイスプレジデント、Walt Rosenbergは、発表した声明のなかで、「地球の日は、顧客が古くなったり使わなくなったコンピュータ機器をリサイクルするインセンティブをさらに提供できる、我が社にとってはまたとない機会だ」と述べている。
Dellなどの他のPCメーカーも、リサイクルプログラムを提供している。こうしたサービスでは、古くなったコンピュータや周辺機器をメーカーを問わずに有料で引き取っており、各社はこれによりごみ処理場行きとなるハードウェアの量が削減できるとしている。大手PCメーカー各社はこのところ、リサイクルの取り組みを強化しているが、環境保護を求める団体や議員の活動も、そうした取り組みを進めさせる一因となっている。
HPの声明文によると、同社の通常のリサイクルサービス価格は17ドル〜46ドルで、製品により異なるという。今回の特別サービス期間中、顧客は自宅で機器を回収してもらい、Hpshoppingのクーポンを郵送する仕組みになっている。
一方Dellでは、地球の日と結び付けてはいないものの、特別リサイクルサービスを大々的に打ち出している。同社の場合、重さの総計が50ポンド(約22.7キロ)までで、最大3点の機器を、5ドルで回収している。通常価格では、重さ合計が50パウンドの場合は15ドルとなる。Dell Recyclingサイトによると、この特別サービスは期間限定で実施され、ソフトウェアや周辺機器を扱うサイト、Software and Peripheralsでの購入に利用できる10%割引クーポンも提供されるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向け に編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス