NECは3月30日、メインフレーム上のCOBOLアプリケーションをオープンシステムに移行させるための業務構築運用基盤ミドルウェア「DiosaGlobe APBASE R8.5」を発売すると発表した。価格は172万5000円〜。
DiosaGlobe APBASE R8.5は、NECのミドルウェア製品群「VALUMOウェア」に位置付けられる製品の1つ。業務単位での負荷分散や、業務を継続しながらアプリケーションの変更・追加を可能とする。
同製品では、COBOL言語で開発した業務アプリケーションを修正することなくシステムに追加することができる。具体的には、DiosaGlobe APBASEの有する業務アプリケーションの処理内容・データ内容などのログ情報取得機能や、業務を継続しながらアプリケーションの変更・追加を可能とする機能で、COBOLに対応した。
また、業務アプリケーションのログ情報を取得する「アプリケーションログ機能」を強化し、業務アプリケーションの処理性能を悪化させずに、システムの本番環境でログ情報を取得することが可能になった。さらに、業務アプリケーションが稼働するサーバが障害で停止している間にもログ情報を参照することもできる。
NECでは、DiosaGlobe APBASE R8.5を今後3年間で100システム販売する予定だ。
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