ソリトンシステムズは3月26日、パソコンの操作ログを収集することで情報漏えい防止や漏えい後の原因究明に役立つソフトウェア「InfoTrace」を発表した。機能が限定されているプレリリース版を同日、正式版のV1.0を2004年7月に発売する。
InfoTraceは、企業内にあるすべてのパソコンの操作や通信の履歴を記録することで、重要な情報の不正利用を抑止できるという。万一、情報漏えいが起きた場合でも「原因の追跡が容易になる」(同社)。
パソコンからの操作を収集/記録するログサーバ、履歴情報の検索や表示を行うためのトレースブラウザ、ログ記録対象のパソコンにインストールして監視を行うエージェントという3つのソフトウェアで構成する。エージェントには、簡単にアンインストールできない仕掛けが施されている。同社は、「ログ管理体制をユーザーに告知することで、一定の抑止力を発揮し、社内のセキュリティレベルを維持できる」と説明する。
対応OSは、ログサーバおよびトレースブラウザがWindows 2000 Server、エージェントがWindows XP Professional、2000 Professional。
プレリリース版は以下に示す特別価格で提供する(かっこ内は定価)。
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