NEC、NECソフト、およびNECシステムテクノロジーは12月1日、企業内における電子文書保全や顧客情報の管理、不正アクセスへの対策など情報漏えい対策全般に関するコンサルティングサービスを開始すると発表した。
コンサルティングサービスでは、ユーザー企業ごとのセキュリティポリシー策定や社員教育支援、コンピュータシステムのセキュリティ対策などの綿密な事前対策サービスを提供。また、実際に情報漏えいが発生した場合のアクセスログ解析や犯人追跡などの事後対策サービスも提供する。
サービスは以下の6つのメニューで構成されている。ユーザごとの「セキュリティポリシー」策定や実施手順作成などを行う「ルール・体制構築支援」、情報システム環境や業務形態に合ったセキュリティツールを選定・導入する「ツール導入・システム構築」、アクセスログやトラフィックキャプチャー記録など情報漏えい発生の検知や犯人捜査支援する「運用支援」、情報漏えい事件発生時の緊急対応などの相談を行う「相談センター」、システムの脆弱性や運用体制・運用状況を定期的に診断する「定期診断」、一般社員向けのセキュリティ教育やシステム管理者向けの専門技術教育を行う「教育支援」。
NECグループでは、今後3年間に800ユーザーへの販売を見込んでいる。
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