ラックは3月11日、ウェブサイトのセキュリティ脆弱性を検査する企業向けサービス「Web アプリケーション検査サービス」に低価格版の「同−スタンダード−」を新設し、販売を開始した。同社が同日明らかにしたもの。従来版の「同−アドバンスト−」の料金が最低61万円なのに対し、スタンダード版は36万6000円からとする。
Web アプリケーション検査サービスは、ウェブサイトからの個人情報漏えいを防止するためのソリューション。一般的な脆弱性検査サービスはソフトウェアツールを使うが、同サービスではセキュリティ専門スタッフが直接作業することで「きめ細かな検査を実現している」(同社)。
スタンダード版はアドバンスト版で発見できる脆弱性の9割程度を検出するよう調査対象を絞り込み、コスト削減を行った。具体的な検査項目は、クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクション、セッション管理、認証、ファイル拡張子。検査終了後、約4営業日で報告書を提出する。
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