NTTドコモは3月24日、第3世代携帯電話のFOMAにおいて、iモードサービスが使い放題となるパケット通信料定額サービス「パケ・ホーダイ」を開始すると発表した。利用料金は月額3900円で、6月1日より始める。ただし別途月額基本料金とiモード契約料150円が必要となる。
FOMAの料金者のうち、月額6700円以上の料金プラン契約者が対象。iモードメールを含むiモードサービスの通信料が使い放題となる。端末はFOMA iモード対応端末の全機種が対象となる。
パケ・ホーダイを利用した場合でも、基本使用料や音声通話料に対する同社の割引サービス(ファミリー割引、いちねん割引、2カ月くりこし等)は変わらず適用される。また、パソコンやPDAを利用したデータ通信等の料金は別途必要となることから、パケット料金割引サービスのFOMAパケットパックと合わせて利用することが可能としている。
NTTドコモでは、ネットワークの混雑状況によっては、従来のパケット通信サービスに比べて通信速度が遅くなるケースもあると説明している。
ライバルのKDDIは、2003年11月より「CDMA 1x WIN」という名称でパケット通信料の定額制を導入している。KDDIの場合は通信料金が4200円で、別途基本料金と月額300円の利用料が必要。また、利用できる端末に制限がある。
今回の発表に合わせ、NTTドコモではFOMAのパケットパックについても定額通信料を値下げすると発表した。対象は「パケットパック20」「パケットパック40」「パケットパック80」の3つで、最大50%の値下げとなる。5月1日から適用される。
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