ライブドア、ブロードバンドタワー、レッドライスメディウムの3社は、映画のネットワーク配信(ネットシネマ)を手がける新会社「ブロードバンドピクチャーズ(BBP)」を2004年2月7日に設立した。3社が2月12日に明らかにしたもの。「作品中にスポンサーの商品やサービスを溶け込ませるインフォマーシャル手法により、新たな広告媒体として高い価値がある」(3社)
BBPが展開するネットシネマとは、インターネット上で視聴できるドラマ仕立てのオリジナルコンテンツ映画のこと。ライブドアが運営するブロードバンド動画配信ポータルサイトlivedoor streamlineを中心に複数の媒体上で無料でストリーミング配信している。
さらにBBPは制作したコンテンツを利用し、試写会などのイベント開催、販売/レンタルなどのパッケージ流通、ミニシアターなどでの劇場公開も行う。ブロードバンドユーザーには高品質の作品を無料で数多く提供することが可能となり、スポンサー各社には、インターネット配信による広告効果だけでなく、2次利用などによるプロモーション効果も期待できるという。
BBPの担当する業務は、ネットシネマに関するファンドの管理/運営、企画/制作/販売/配信と、これらに関わる全業務。同社の概要は以下の通り。
BBPは、事業開始初年度(2004年9月決算)に20本、2年目は80本の映画制作を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」