NECは1月15日、既存のネットワーク環境への追加導入が容易なNAS製品「iStorage NSシリーズ」において、高さ1Uの筐体にマイクロソフトの最新ストレージサーバ専用OS「Windows Storage Server 2003」を搭載した「iStorage NS130」を販売開始した。価格は29万8000円。
新製品は、1Uの筐体に、120GBの大容量ハードディスクを2個ミラーリング構成で標準搭載するとともに、OSに「Windows Storage Server 2003」を採用し、低価格を図ったモデル。
これによって、通常のラックマウントサーバと同一ラック内に省スペース、経済的に搭載することが可能となり、ラックマウントシステムのバックアップサーバやファイルサーバを安価かつ省スペースに構築することが可能となった。
また同社では、現行モデル「iStorage NS22P」にディスクアレイコントローラを標準搭載し、29万8000円を実現した「iStorage NS22P ハードRAIDモデル」を発売する。万一のハードディスクの障害時でも、現行のソフトウェアRAIDモデルで必要だったオペレーションが不要となり、復旧時間を約1/4に短縮する。
このほか、「iStorage NS22P」にサーババックアップソフト「VERITAS Backup Exec9.1」を標準バンドルし、34万5000円を実現した「iStorage NS22P サーババックアップパック」を発売する。DAT装置で行っていたバックアップを同製品に変更することで、バックアップ時間を約1/3に短縮できるとともに、バックアップ容量も約5倍に増加する。さらに、テープのメンテナンスも不要のため、サーバのバックアップを経済的かつ容易に行うことができる。
なお、3製品ともに出荷は1月30日から。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス