サン、第2四半期決算--復調の兆し、AMDサーバに手応え

Dawn Kawamoto(CNET News.com)2004年01月16日 20時35分
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 Sun Microsystemsは15日(米国時間)、2004年度第2四半期の決算を発表。業務改善が功を奏し、損失が予測を下回る結果となった。

 同社は昨年12月28日締めの同四半期に、前年同期の29.1億ドルを僅かに下回る、29億ドルの売上を計上した。米First Callによると、これはアナリストの予測値27億ドルを上回ったという。

 同社はまた、1億2500万ドル(1株あたり4セント)の損失を計上した。なお、前年同期の損失は23億ドル(1株あたり72セント)だった。First Callによれば、ウォールストリートのアナリストは、1株あたり5セントの損失を予測していたという。

 同社のCEO(最高経営責任者)、Scott McNealyは、同四半期について「一歩前進」と語った。

 「我々はこの四半期に、成すべきことを成し遂げた。今後もコスト削減に重点を置き、組織の効率化とコスト削減をすすめる」と、McNealyはアナリストらとの電話会議のなかで述べた。

 業績が予測を上回る四半期となったが、McNealyはこの業績好転の原因を説明するよう強く求められた。Sunは同四半期に値引きを一切行わず、流通在庫もあまり増やしていないからだ。

 「明確な答えはない。昨年の春から夏にかけて、我々に対する評判やアナリストの報告はかなり否定的なものだった。しかし、我々がもうしばらく潰れたりはしないと人々が理解を示したとき、それがきっかけで停滞していた製品への需要が再び高まったのかもしれない。私が言えるのはそれだけだ」(McNealy)

 そう言いつつも、McNealyは、SunがAMD製チップ搭載サーバの販売を開始した際には、同社のx86系サーバの売上が跳ね上がったことを指摘した。

 「我々は、x86系サーバビジネスへの参入が5、6年遅かったので、そうした肯定的な反応を必要としていた。AMDとの提携のタイミングが良かったことは、我々にとって幸いだった。そして、今後は我が社の製品が、AMDチップ搭載マシンのなかでも代表的なブランドになると考えている」(McNealy)

 Sunと競合するHewlett-Packard(HP)やDell、IBMなどの企業は、IntelのXeonなどx86プロセッサ搭載サーバを長年販売してきている。これに対し、Sunは最近まで自社のプロセッサUltraSparcを搭載したシステムのみを販売していた。

 なお、この日Sunの株価は、定刻過ぎの取引で僅かに上昇し、5.38ドルとなった。それに先立つ通常取引では、10セント安(およそ1.8%セント安)の5.36ドルで引けていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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