住商情報システム、スウェーデンMySQLとパートナー契約を締結

ニューズフロント2004年01月13日 15時19分

 住商情報システムとスウェーデンのMySQLは1月13日、オープンソースデータベースMySQLについて、日本国内におけるプライマリソリューションパートナー契約を結んだと発表した。この種の契約を国内で締結するのは、住商情報システムが初めてという。さらに両社は、国内でMySQL普及に向けた組織「MySQLビジネスフォーラム」(仮称)を企画/運営することにも合意した。

 MySQLは、スウェーデンのMySQLが開発するデータベースソフトウェア。商用版とGNU General Public License(GPL)に対応するオープンソース版がある。「MySQLは世界中で最も利用実績のあるデータベース管理ソフトウェアだが、国内での認知度は高くなく、システムインテグレータのサポート体制も不十分。両社の契約でこうした問題が解消し、国内企業ユーザーにMySQLという選択肢が増える」(両社)

 住商情報システムでは、既存の商用データベースに加えてMySQLを利用したソリューションをユーザー企業に提供することで、「システムインテグレータとしての幅を広げる」(同社)とする。具体的に予定している活動内容は以下の通り。

  • MySQLに関する技術者の育成を強化し、企業ユーザーによる商用利用を中心とした更なる普及活動を展開する
  • IT利用やIT投資に対する時代の変化と顧客の要望の多様化に対応できるシステムの提案や開発ソリューションを推進する

 また両社は、ユーザー、技術者、システムインテグレータ、ベンダーなどで構成するMySQLビジネスフォーラムの設立を計画している。同フォーラムを通じ、MySQLに関する事例収集やノウハウの共有を促進し、国内における認知度向上を目指すという。

住商情報システム
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