米シスコ、新製品を発表--次世代「超高速」ルータについては沈黙を守る

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 カリフォルニア州サンタクララ発-- 米Cisco Systemsは10日(米国時間)、年1回開催される同社のアナリスト向けカンファレンスの席で、アップグレードした同社製コアルータ製品群を発表した。だが、業界関係者の多くが完成間近と語る次世代製品計画については、特に何も語らなかった。

 GSR(Gigabit Switch Router)12800シリーズという名称のルータ新製品は、現行の12400シリーズからのアップグレード版である。12400の電源装置に加え、既存の加熱/冷却システムに手を加えている。このアップグレードにより、各ラインカードスロットごとに40GB分のスイッチング能力が得られることになる。ネットワークキャリアは旧型のラインカードを単純に新製品で置き換えることで、既存シャーシはそのままに4倍の処理能力を得ることができる。

 これまで数年間にわたり、業界の専門家たちはCiscoから登場する次世代コアルータ、HFR(Huge Fast Router)についての想像をめぐらせてきた。Ciscoの幹部はそのような製品の存在を認めていないが、同社に勤務するエンジニアは、Ciscoが現行のGSRに代わる新しいアーキテクチャの研究を進めていることを認めている。

 このプロジェクトは過去4年間、数回にわたり中断と再開を繰り返してきたとみられる。だが業界関係社の多くは、同社がこのプロジェクトの完了に近づいていると考えている。なかには、2003年のどこかのタイミングでこの製品が発表されると予想していた者もいるが、今回の発表にそれに関する情報が含まれていないことから、発売までにはまだしばらく時間がかかると見られる。

 超極秘プロジェクトであるHFRについての詳細は、ほとんど知られていない。だが業界関係者の多くは、新しいアーキテクチャが高いスケーラビリティを持ち、複数のシャーシ同士を接続することで1つの論理的なルータとして機能し、最大1.5Terabit/secの処理能力を持つことになると予想する。米AT&Tと米Sprintはすでに、この新プラットフォームの一部をテストしており、そのなかにはCiscoの次世代ソフトウェアも含まれていると報告するアナリストもいる。

 Ciscoはまた、通信会社が所有する既存の12400や他の12000シリーズのコアルータ製品を、エッジ用ルータとして動作させるソフトウェアの新アップグレードについても発表を行った。

 業界がHFRの登場を待つなか、Ciscoは新製品を発表することで、顧客が米Aviciや米Juniperのような競合他社の提供する、より高性能な製品に流れることを食い止めたい考えだ。HFRと同様に、AviciやJuniperらが提案するプラットフォームも、複数のシャーシを互いに接続し合うことで、より高いスケーラビリティを実現するものである。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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