Javaの生みの親、米サンの開発ツールグループに

 米Sun Microsystemsは6日(米国時間)、Javaプログラム言語の父といわれるJames Goslingが、同社のDeveloper Platform Groupに最高技術責任者(CTO)として加わる予定であると発表した。

 Sun LabのバイスプレジデントであるGoslingは、アプリケーションコードの管理や修正を容易にするための研究を行ってきた。Sunの話では、Goslingの新しい任務は、開発ツール担当のバイスプレジデントRichard Greenのもとで、アプリケーション開発に関する研究の成果を商用開発ツールに取り入れる業務の先頭に立つことだという。Goslingの新たな役割については、10日に正式に発表される予定だ。

 これに関連して、Sunは、多くの期待を集めているJava開発ツール(コードネーム「Project Rave」)について、その試作版を来月に、また製品版を来年半ばに発表することを明らかにした。

  Project Raveは、Sunが米Microsoft陣営の開発者を自社側に引き寄せる目的で開発したもので、報道関係者およびアナリストを集めて開いた会合の中で、Sunの幹部はこの開発ツール発表までの計画について説明を行った。

 SunはRaveの技術プレビュー版を今年末までに、また初期の試用版を2004年はじめにリリースする予定だと、同社のグループマーケティングマネージャーJeff Andersは語った。これらのリリースでは、Raveのターゲットとなるアプリケーション開発者からフィードバックを得ることを目的とする。同社はまた、より公式なベータ版による試用プログラムを実施することも検討しているという。

 Sunはこれまで、大規模で比較的複雑なJavaアプリケーションを開発している企業相手に、開発ツールを販売してきた。それと対称的に、Raveでは、アプリケーションを手っ取り早く開発するために、MicrosoftのVisual Basicのようなツールを使っている何百万もの開発者への売り込みを狙っている。Raveは、より複雑なJava 2 Enterprise Edition(J2EE)ではなく、Java Server Pages (JSP)標準を利用するウェブベースのアプリケーション開発を想定して設計されている。

  SunでJava Webサービス及びツールのマーケティングを担当するバイスプレジデント、Joe Keller Raveは、Raveの重要な特徴として、このツールで生成したコードを、大規模なアプリケーション開発用にSunが提供しているJava Studio系ツールへ移植できる点を挙げている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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