「ソニーや富士通も弊社の顧客」:ロジテックのマウス出荷台数が5億台を突破

永井美智子(CNET Japan編集部)2003年10月16日 18時51分
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 ロジクールの親会社である米Logitechは10月16日、同社のマウスの累計出荷台数が5億台を突破したことを記念し、都内で記者説明会を開催した。同時に新製品のClick!シリーズも紹介された。

 Logitechはマウスやキーボード、ゲーム用コントローラ、PC用ウェブカメラなどの開発・製造を行う企業。米国のほかスイス、香港、日本などに拠点を持ち、約100カ国で販売活動を行っている。2003年度(2002年4月〜2003年3月)の売上高は約11億ドル、営業利益は1億2400万ドルとなっている。

 同社の事業の中心はマウス事業で、米国と欧州においてシェア第1位を取っている。米国ではシェア27%、欧州では46%。ただし日本では、「多くのマウスメーカーが存在し、残念ながらトップシェアは取れていない」(ロジクール マーケティング部プロダクトフィールドマーケティングマネージャーの中川浩孝氏)という。

米Logitech会長のダニエル・ボレル氏

 同社は独自ブランドとしてマウスの小売りを行っているが、パソコンメーカーにOEMとして提供している割合も大きい。PCメーカー上位20社のうち75%にOEM納入しているといい、「ソニーや富士通、東芝なども弊社の顧客だ」とLogitech共同創業者の1人で会長を務めるダニエル・ボレル氏は語る。今回の累計出荷台数が5億台を突破したことも、パソコンメーカーに長年OEMを行って、信頼関係を築いてきたことが大きいとロジクールの中川氏は分析した。

 Logitechはその他にもキーボードやウェブカメラ、ゲーム用コントローラなどを手がけている。Logitechのボレル氏によれば、2003年度のキーボード事業の売上高は約3億ドルという。ウェブカメラは日本でもトップシェアとなっているといい、インスタント・メッセージングやTV会議で利用されているという。また、ゲーム用コントローラとしてはコードレスコントローラやハンドル型コントローラなどを製造しており、PlayStation、Xbox、ゲームキューブなど様々な家庭用ゲーム機に対応している。

コードレス・オプティカルマウスの「Cordless Click! Plus Optical Mouse」(USBレシーバー付)

 会場では新製品のClick!シリーズも紹介された。同社が独自に開発した無線通信方式「FastRF」を採用したワイヤレス・オプティカルマウス2機種と、有線のオプティカルマウス1機種がある。「Jewely for the Computer(コンピュータにとっての宝石)」をテーマにデザイン性を重視したという。10月17日より販売を開始する。価格はオープンだが、オンラインストアのロジクールストアでは2980円からとなっている。

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