米Microsoftは、自社のJavaバーチャルマシンのサポートを、2004年9月まで続けることになった。この9カ月のサポート期間延長で、顧客にとっては代替品への移行がしやすくなる。
Microsoftと米Sun Microsystemsの代表者によると、この延長は主としてソフトウェア購入者に便宜を図るために実施するという。Microsoftは、Sunとの和解条件に従って、Javaバーチャルマシン(JVM)をデスクトップPC、ノートブックPC、サーバーから削除するよう、顧客の薦めてきているが、予想以上に移行に手間取っている。
同社は、9ヶ月の延長期間内に、これまで通りテクニカルサポートを続ける。顧客側はこの間に、JVMの代わりとなる製品を見つけることになる。また、MicrosoftとSunは、ユーザーがMicrosoft製ではないJVMをダウンロードできるサイトへのリンクを提供することにも同意している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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