IBMは米国時間7月16日、第2四半期の決算を発表。アナリストの予想通りの利益増となったが、技術市場の好転を予測するにはまだ時期尚早であるとした。
ニューヨーク州アーモンクに本社を置く同社によると、同四半期(6月30日締め)における継続事業部門の売上高は216億ドルで、純利益は17億ドル(1株あたり98セント)だった。昨年同期のIBM発表では197億ドルの売上高で、利益は4億4500万ドル(1株あたり25セント)だった。
調査会社のFirst Callのまとめたアナリストの予想では、同社は214億ドルの売上高で1株あたりの利益は98セントと見られていた。
IBMの最高経営責任者(CEO)Sam Palmisanoは、「厳しい経済状況の中で、IBMは再びしっかりとした結果を残した。当社は第1四半期の勢いを維持して、売上高と1株当たり利益を拡大し、戦略的に重要なビジネス分野でのマーケットシェアも伸ばした」との声明を出している。
今回発表された第2四半期の結果は、IBMが売上げと利益の復活を目指して組織再編と人員削減を開始した昨年同期の数字を上回った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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