携帯電話コンテンツのインデックスと、映像・ゲーム開発を手がけるマーベラスエンターテイメントは7月1日、合弁でコンテンツの企画制作を行う新会社「デックス エンタテインメント」を設立したと発表した。デックス社長には、元デジキューブ取締役の黒川文雄氏が就任する。
デックスは映画やオリジナル映像コンテンツの企画制作・買い付け・商品化を行うほか、オンラインゲームやパソコン向けゲームソフトの企画開発、音楽・DVDソフトの企画制作を行う。また、携帯電話向けコンテンツやダウンロードコンテンツも扱うという。
インデックスは、デックスが企画制作した作品や著作権を取得した映像コンテンツを活用し、新しいジャンルのコンテンツの提供を図るとしている。また第3世代携帯電話へのリッチコンテンツの供給、ビデオオンデマンド事業への番組提供なども行うという。なお、デックスはインデックスの連結対象子会社になる。
また、マーベラスは主にテレビアニメのパッケージ商品化を中心に行っていることから、デックスでは主にオリジナル映像コンテンツの開発や、ニッチ市場向けのコンテンツの企画制作を行う予定としている。
現在、デックスではコンテンツの企画、開発案件を準備しているといい、特に家族で視聴できる普遍的なテーマを持ったコンテンツ開発を中心に考えているという。
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