日本IBMは6月3日、中央大学後楽園キャンパスにおいて、Linux・Windows・UNIXを適所適材で配置した技術系学生向け新教育・研究システムを稼動したと発表した。
教育用クラスルーム・システムでは、高性能ワークステーション「IBM IntelliStation」約220台を配置し、従来のWindows環境とLinux環境を共存させた。VM ware社のソフトを利用し、通常よりもリブート時間を短縮しているのも特徴だ。また、大型プラズマ・ディスプレイの設置や間仕切りによるレイアウトの変更にも対応している。
研究用システムには、高性能UNIXサーバー「IBM eServer pSeries 690」を採用。後楽園キャンパスだけでなく他キャンパスからもネットワーク経由で接続可能で、流体力学などさまざまな研究の分析・シミュレーションに活用できる。
中央大学と日本IBMでは今後、Web上で出欠確認やレポートの提出・評価を行う授業支援システムや、無線LAN環境の導入を検討している。
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