米Microsoftと松下電器産業は米国時間5月7日、DVDメディア記録向けにHighMAT(High-performance Media Access Technology)規格を拡張し、両社製品に採用することで合意したと発表した。
HighMATはMicrosoftと松下電器産業が2002年10月に共同開発した規格で、パソコン上のデジタルコンテンツをさまざまな民生用機器で利用できるようにするもの。これまでに、コンテンツ制作ソフトウェアメーカー、コンシューマエレクトロニクス機器メーカー、ICベンダーなど14社がHighMATへの賛同を表明している。
両社は2003年末をめどに、CD向けのHighMAT Ver.1.0をDVDメディアに拡張するための規格策定と技術開発を行う。「これにより、PCとコンシューマエレクトロニクス機器の親和性が大きく向上し、より多くの人々が音楽や映像などのデジタルコンテンツを楽しめる環境が整う」(両社)という。
なお、松下電器は2003年4月から、HighMAT規格に対応したCDプレーヤおよびDVDプレーヤを商品化している。
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