松下電器産業は3月19日、業界で初めてHighMAT(High-performance Media Access Technology)に対応した民生用AV機器3機種を発売すると発表した。MDステレオシステムの「SC-PM77MD」、DVD/CDプレーヤの「DVD-S75」と「DVD-S35」である。
HighMATは、Microsoftと松下電器産業が共同開発した規格で、パソコン上の音声、画像、動画ファイルなどのデジタルコンテンツをさまざまな民生用AV機器で再生できるようにするもの。
HighMAT対応のAV機器では、パソコンで記録したJPEG、MP3、Windows Media Audio(WMA)などのデジタルデータを検索し、再生することができる。楽曲の選曲は、タイトル名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル名など、さまざまな項目から可能。また、デジタルカメラで撮影したJPEG画像はイベント名などからも選択できる。
MDステレオシステムの「SC-PM77MD」とDVD/CDプレーヤの「DVD-S35」の発売予定日は4月20日。「DVD-S75」は5月10日を予定する。価格はいずれもオープン。
なお、HighMAT対応のパソコンソフトとしては「Windows Media 9 シリーズ」などが予定されている。松下電器では、「今回の3機種が発売されるまでの間に、各社で順次サポートが始まる」と説明している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス