ACCESS、欧米向け携帯電話端末「ELSE」を発表--イスラエル企業と共同開発

永井美智子(編集部)2009年10月22日 20時14分

 ACCESSは10月22日、イスラエルの携帯電話企画会社であるEmblaze Mobileと共同で、携帯電話向けの新プラットフォーム「ELSE INTUITION」を開発したと発表した。また、このプラットフォームを搭載した端末「ELSE」を公開している。

 ELSE INTUITIONは、ACCESSが開発したLinuxプラットフォーム「ACCESS Linux Platform v3.0」に、両社が開発したユーザーインターフェース(UI)エンジンを組み合わせたもの。3Dグラフィックスに対応するほか、複数のアプリケーションを同時に起動させて切り替えることが可能という。また、機能ロジックとUIを分離したため、ソースコードを変更することなくアプリケーションの外観を変えられるとしている。

 ELSEは欧米市場向けに設計された端末で、製造は第三者に委託している。すでに複数の欧米通信事業者に採用を働きかけているとのこと。W-CDMA/HSDPA/GSM/GPRS/EDGEに対応し、BluetoothおよびWi-Fiも利用可能だ。ディスプレイは3.47インチのフルワイドVGA液晶で、タッチパネル式。16Gバイトのフラッシュメモリと256MバイトのRAMを搭載している。また、加速度センサや対物センサ、光センサも備えたハイスペック端末だ。

ELSE 新プラットフォームを搭載した「ELSE」。11月にはさらに詳しい内容が公開される予定だ

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