文:Erica Ogg(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル、編集部
2008/06/17 16:15
ロサンゼルス発--シーズン最後の手に汗握る攻防も、NBAファイナルの第3戦でリーグMVPのKobe Bryant選手が見せたまぶしいプレーも放っておこう。
Staples Centerのいつもの場所で注目を集めていたJack Nicholson氏のこともひとまず忘れよう。Sylvester Stallone氏、Eddie Murphy氏、David Beckham選手、Hugh Hefner氏がすぐ近くで試合を観戦していたことなど、たいしたことではない。米国時間6月10日夜のロサンゼルスの最大のスターの1人は静かに人目につかない場所にいた。
Staples Centerのスコアラー席
NBAの1試合で作り出される、気が遠くなる量の統計データを記録するのは、非常に大変な作業だ。この仕事を成し遂げるため、リーグは技術設備の微調整を行った。ゲームの詳細の収集、処理、配信をすばやく行うには、プライベートネットワーク、タブレットPC、PCを活用した精密なタイミングシステムが完全に連動して機能する必要がある。
NBAの試合当たり500回以上におよぶ統計イベントをタブレットPCを使って入力している。
そして、ファイナルでは、技術パートナーのLenovoが両チームの統計データを使って、未来を予測していた。ここStaples CenterでLos Angeles LakersとBoston Celticsの第3戦が始まる前、筆者は「Lenovo Stat」と名付けられたテクノロジがすでにシリーズの勝者を予測していたと聞かされた。
Statでは、Lenovoが開発したプラスマイナス統計により、各チームの5人のベストメンバーを決定し、試合での成果やチームへの影響に従って、選手を評価する。NBA.comで紹介されているLenovo Statは、コーチや選手にも配布されている。
プレイオフでは、Boston Celticsが+79の評価でトップに立ち、Lakersが+66で2位につけていた。結果はこれからだが、10日夜の試合で、ロサンゼルスにとって非常に喜ばしいことに、Lakersが87-81で勝利したものの、今のところ、Bostonが対戦成績2-1でリードしている。
それでは、話をテクノロジに戻そう。試合前、驚くほど詳細で具体的なゲームの統計データをリアルタイムで生み出している立役者に会うことができた。
リアルタイムで統計を表示するモニタ
NBAの業務およびテクノロジ担当エクゼクティブバイスプレジデント、Steve Hellmuth氏は、「統計データは、バスケットボールの、あるいは、あらゆるスポーツにおける共通言語であり、伝達手段だ」と述べている。NBAが試合の統計データを余すところなく詳細に記録しているのはこのためだ。データはリアルタイムで処理され、試合を取り上げている報道機関に送られる。
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