わたしは常に、誰かに親切にするチャンスを絶対に逃してはならないと言っている。相手が親切をしていなくても、できなくても、あるいはするつもりがなくても、自分は親切にしておくのが正しい。最善の状況は、わたしが「高レバレッジ」状況と呼ぶものだ。友人の履歴書を上司に回すには、おそらく1秒もかからないだろう。ところがもしそれがうまくいったら、友人が受けた恩恵は、あなたが払った手間をはるかに上回るものになり、その友人は永遠に恩に着続けるだろう。
となりで話している集団に入っていくことが出来ずに、まごついたことはないだろうか?そのグループに知っている人がいれば、入っていくのは簡単だ。その人の隣に行き、挨拶をして、話し始めればいい。そしてある時点で、その人の隣にいる人に移って自己紹介をし、話し始める。これを繰り返すのだ。
会話を始めるよい方法の1つは、列に並んでいる時に、自分の前にいる人や後ろにいる人と食べ物について話をすることだ。どの食べ物が好きだとか嫌いだとか、サービスがいいとか悪いとか、何か当たり障りのないことを言うだけでいい。道路が込んでいた、外の天気がひどかったなどと、愚痴を言ってもいいだろう。相手も同じことを考えている可能性が高いため、そういった話題で結びつきを作ることができる。きっかけとなるコメントを言ったら、自己紹介をし、先に進めばいい。
他の人と共通の結びつきが多いほどいい。この結びつきは、地元でもいいし、学校でも、その他のことでもいい。一番いいのは、自分と相手の人を直接的に結びつける関係だ。しかし、必要に応じて、兄弟、両親、親戚などに広げていけばいい。言い換えれば、もし自分がその人と同じ大学に行っていなくても、父親がその大学なら、結びつきはあるということだ。
軽食テーブルは、きっかけに使えるだけではない。会話から当たり障りなく抜け出す便利な方法としても使える。ただ、「すみません、ちょっと飲み物を取ってきます」と言って抜け出せばいい。軽食テーブルは、会話から抜け出す言い訳としてはトイレよりも望ましい。
もし早めに会場に着いたら、主催者に自己紹介をして、何か手伝えることがあるか聞いてみるといいだろう。相手は感謝するだろうし、自分はそれで重要な協力者を得ることができる。なぜなら、主催者は出席者の多くを知っている可能性が高いからだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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